KDP入稿用の本文PDFと表紙PDFを作成しました

ちいさな人生図書館 第1巻『小さなランプと暗い森』のKDP入稿用に、本文PDFと表紙PDFを作成しました。

この記事では、KDPペーパーバック用のデータを作るところから、KDPプレビュー確認、校正刷り依頼までの流れを、入稿記録としてまとめておきます。

絵本は、画像を作って終わりではありません。

本文ページを整え、表紙をKDP用のサイズに合わせ、バーコード欄を確認し、印刷プレビューで問題がないかを見るところまで含めて、ようやく「本に近づいてきた」と感じました。

今回作った本の仕様

今回のKDPペーパーバックは、次のような仕様で進めました。

  • 作品名:小さなランプと暗い森
  • シリーズ名:ちいさな人生図書館 01
  • 形式:KDPペーパーバック
  • 判型:8.5 × 8.5インチ
  • 本文ページ数:24ページ
  • 本文:プレミアムカラー想定
  • 用紙:白
  • 背表紙文字:なし
  • 本文:画像一体型PDF
  • 表紙:裏表紙・背表紙・表紙を1枚にしたPDF

8.5×8.5インチの正方形絵本なので、本文も表紙も、通常の文章中心の本とはかなり感覚が違いました。

文字の読みやすさだけでなく、絵の余白、見開きのつながり、ノド側の切れ、表紙と裏表紙の印象まで確認する必要があります。

本文PDFについて

本文PDFは、24ページ構成で作成しました。

p1は扉ページ。

p2〜p23は、見開き単位で作った絵を左右ページに分割して配置しています。

p24は結びページです。

今回は絵本としての雰囲気を優先し、ページ番号は入れませんでした。

本文の文字は、画像の上にそのまま置くのではなく、読みやすさを考えて半透明の文字敷きを使っています。

暗い森の場面が多いので、文字が背景に沈まないようにすることが大事でした。

表紙PDFについて

表紙PDFは、KDP用に裏表紙・背表紙・表紙を1枚にした形式で作成しました。

第1巻は24ページなので、背表紙はかなり細くなります。

そのため、背表紙には文字を入れない方針にしました。

表紙には、タイトル、シリーズ名、キャッチコピー、著者名を配置。

裏表紙には、紹介文とバーコード用の白欄を配置しました。

特に気をつけたのは、裏表紙右下のバーコード欄です。

KDPではバーコードが自動配置されるため、絵や文字と重ならないように、あらかじめ白い余白を作っておく必要があります。

KDPプレビューで確認したこと

本文PDFと表紙PDFをKDPにアップロードしたあと、印刷プレビューアーで確認しました。

主に見たポイントは、次の通りです。

  • 本文ページがp1からp24まで正しい順番になっているか
  • ページの向きが崩れていないか
  • 本文の文字が読める位置にあるか
  • 見開きの左右が逆になっていないか
  • ノド側で重要な絵や文字が切れていないか
  • 表紙・背表紙・裏表紙の位置が合っているか
  • 裏表紙のバーコード欄が自然に収まっているか

プレビューで確認してみると、画面上で作っていたときには気づきにくい部分が見えてきます。

特に、裏表紙のバーコード欄は、実際にKDPプレビューで見たあとに修正しました。

修正したポイント

最終的に、いくつかの細かい修正を行いました。

本文側では、p7の台紙枠まわりを修正しました。

表紙側では、裏表紙のバーコード欄を修正しました。

絵本は1ページごとの印象も大事ですが、KDP入稿ではPDF全体としての整合性も大事です。

ページサイズ、表紙サイズ、バーコード位置、本文順序など、ひとつずつ確認していきました。

校正刷りを依頼しました

KDPプレビューで大きな問題がなさそうだったので、校正刷りを依頼しました。

校正刷りは、販売前に実物の印刷状態を確認するための大事な工程です。

今回は、校正刷り依頼後すぐにはメールが届かず、少し時間がかかりました。

最終的には注文リンクが届き、支払いまで完了しています。

画面上では問題がなく見えても、紙に印刷すると印象が変わる可能性があります。

特に今回は暗い森の絵が多いので、実物での確認はかなり重要だと思っています。

校正刷りで確認する予定のこと

校正刷りが届いたら、次の点を確認する予定です。

  • 表紙タイトルが読みやすいか
  • 本文文字が暗い背景に沈んでいないか
  • 暗い森の色が黒つぶれしていないか
  • ランプの光がきれいに出ているか
  • ノド側で重要な絵や文字が切れていないか
  • 見開きの流れに違和感がないか
  • 裏表紙の紹介文が読みやすいか
  • バーコード欄が自然に収まっているか
  • 全体として絵本らしい手触りになっているか

問題がなければ、KDP上で販売開始へ進む予定です。

もし印刷が暗すぎたり、文字が読みにくかったりした場合は、PDFを修正して再入稿することになります。

KDP入稿で感じたこと

今回やってみて感じたのは、KDP絵本は画像生成よりも、その後の整える工程がかなり大きいということです。

表紙画像を作る。

本文画像を作る。

文字を入れる。

PDFにする。

KDP用のサイズに合わせる。

プレビューで確認する。

校正刷りが届いたら、実物を見る。

この一連の工程を通して、ようやく「一冊の本」に近づいていきます。

AIを使えば絵や文章を作る速度は上がりますが、本として届けるには、人間側の確認と判断がかなり必要です。

次の予定

次は、校正刷りが届いたら実物確認をします。

確認後、問題がなければ販売開始へ進みます。

販売開始後は、作品紹介記事や発売告知記事にもAmazonリンクを追加する予定です。

このKDP入稿記録も、次の巻を作るときのために、少しずつ整理していきます。

最後に

『小さなランプと暗い森』は、暗い森を小さなランプで歩いていく物語です。

制作工程も、どこかそれに似ていました。

最初から全部が見えていたわけではありません。

本文、画像、文字入れ、PDF、KDPプレビュー、校正刷り。

ひとつずつ、次の一歩だけを確認しながら進めてきました。

このまま無事に、実物の本として届くところまで進めたいと思います。

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